2012年5月15日火曜日

静岡ホビーショー強襲決定


「なぁ、なんでオタクの人はイベント行くくらいの事でなんで
『遠征』とか『迎撃』とか『進撃』とか使うん?」

と以前嫁さん「キモイ」というニュアンスを込めながらに指摘された横山です。

えーと、急な話ですが、静岡ホビーショーに行くことにしました。
無職の身で心苦しいんですが、まぁアチコチ気にせずイベントに行けるのも
今くらいなんでお目こぼしを。

私は19日土曜日の午前から夕方まで参加の予定です。
会場で見かけたら声をかけてくださいませ。

ちなみに前日18日(金)は


に行って来ますぞ〜。

2012年5月10日木曜日

沖縄紀行#3 "首里城は雨に濡れ"




さて、今回の沖縄旅行で唯一の観光らしい観光が首里城見学。







あいにくの雨模様でしたが、朝早くに訪れた事もあって人影もまばら、おかげで静謐の古城という雰囲気を味わえたので、これはこれでラッキーだったかな?なんて思います。


敷地は随分と広く、城塞に囲まれている様子は、関西人の私には姫路城をちょっと思わせます。


さて、見学もひとしきり終わり、行きとは別ルートから帰ろうとした所・・・


「仕方ない」と引き返すと、「すみません・・・」と呼び止められました。聞くと某新聞社の方で「取材させてもらえませんか」との事。こういうのは貴重な経験なので必ず受けるようにしています。

ただ、記者の方の質問の内容を聞いていると、ちょっぴりひっかかります。どうも「不発弾処理を観光客に事前に告知しない行政やホテルなどの観光業者への不安」を言葉として引き出したいようなんですね。たしかに不安は無いわけではありませんが、安全を確保しているためにこうして行政は人も立たせて通行止めにしているわけですから。私の実害は数十メートルばかり道を戻らないといけない、その一点だけなのです。行きたいはずの観光地に行けないなら怒りもしますけれども。

例えば、「行政が定めた『安全圏内』そのものに疑念がある」と言うならわかります。それならば、それを説明した上で取材して欲しいと感じました(どのくらい離れていれば安全なのですが?と実際に記者の方にも伺いましたが、ハッキリとは答えてもらえませんでした)。

「不安もありますけど、ロンドンを旅行した時も、地下鉄の駅がテロ予告で突然封鎖されたりした事もありましたから」そんな感じに答えてその場を立ち去りました。なんだか、あんまり望みどおりの回答ではなかったと思います。

後日、記事をWebで見ましたが、不安を煽るようなものではありませんでした。私の思い込みだったのかな・・・なんて思ったりもします。

ただ、ちょっとモヤモヤする出来事でありました。

「戦地となった沖縄の現実についてどう思われますか?」みたいな質問だったら良かったんですけれど。


次回は、みなさんお待ちかね、沖縄の模型店「みぶろやさん」のレポートです。

2012年5月9日水曜日

沖縄紀行#2 ブルーシールの帝国

牧志公設市場というとこの豚だ。


沖縄行きからはや一ヶ月近くが経とうとしておりますΣ(´∀`;)
お待ち頂いている方(そんな人いないか)申し訳ございません。
続きでございますよー。

さて、前回は金城哲夫資料館を訪れたお話でしたが少し補足を。

前回のエントリは、ずいぶんと悩んだ挙句に金城哲夫さん自身については事実関係だけ書き自分自身の解釈や考えは極力取り除くようにしました。というのも金城哲夫さんとウルトラマン、そして沖縄という故郷の関係については様々な捉え方があり、あまり先入観を持って欲しくないからです。

大きくはウルトラマンという作品に日本の支配下・米軍占領下の沖縄を関連付けて解釈するものについてです。これには「投影されている」と積極的に捉える方々と、円谷時代に交流のあったスタッフの方々の「彼からそういう話を聞いたことは特にない」という証言と、2つの異なったニュアンスがあります。

私のスタンスとしては、創作物というものは作り手のそれまでの人生の中から生み出されるものであるので、その人物の生まれ育った環境と無関係であるはずはなく、かと言ってそれを作り手が積極的に込めようとしたかどうかはその限りではない、という考えです。

例えばウルトラセブンの存在を米軍第七艦隊にあてはめたという解釈はおよそ行き過ぎと考えます。とはいいつつも、セブンの「ノンマルトの使者」のように先住民と征服者というストレートなテーマに取り組んだ作品もあり、いずれにしても通りいっぺんとうに解釈すべきでは無いでしょう。

金城さんの人生は不謹慎な言い方をするとあまりに「物語」にしやすく、私自身前回の文章をまとめる際に読者受けがしやすい物語を盛り込みたくなってしまったのは事実です。

前回の私の投稿で金城哲夫さんに興味を持って頂いた方がいたと伺って、大変嬉しく思います。・・・と共にこの先はなるべくいろいろな書物や資料にあたって頂いて、皆さんなりの感想を持って頂ければと願っております。

その意味で金城哲夫資料館はあくまで「故人を偲ぶ場所」となっている事が大変素晴らしく、このままの展示内容を維持して頂ければ私は嬉しいです。


"沖縄紀行#2 ブルーシールの帝国"

さてさて、ここからはごく一般的な沖縄旅行のお話をしたいと思います。

今回私は二泊三日の旅程の間ず〜〜〜っと那覇の国際通りそばのホテルに滞在しておりまして、結局一度も那覇から出ることはありませんでした。海岸にも全く近寄らなかったですしマングローブの森にも美ら海水族館にも行きませんでした。というか広いんだよ沖縄本島は!!そんな端から端までいけねーってばよ。

でも那覇、国際通り近辺だけでも全然楽しい!!
それはやっぱり言葉も文化も全く違うので何気ない事が凄く新鮮なのだ。

だいたいなんだ、あのブルーシールアイスクリームは!!


本州で言うとサーティワンアイスクリームに相当するアイスクリーム専門店なのですが、国際通りの至るところにこのブルーシールが売っているのです。しかも直営の店だけではなく喫茶店だろうと居酒屋だろうと置いているアイスはブルーシール。沖縄のアイスは業務用も含めてブルーシールが牛耳っているようなのです。まさにブルーシール帝国。


商店街の屋台のアイスもブルーシール。左は冷凍マンゴーにマンゴー味のソフトクリームをぶっかけた豪快な一品。右は大粒のタピオカが入ったバニラとブルーハワイ風味のシェーク。どちらもバカ美味いですぞ。


ちょっと上の写真に注目。これはタピオカシェークのフタなんですけど、その場でヒートシールするのが面白い。本州だとプラのフタですよね。漏れないから歩きながら食べるのにもピッタリ。沖縄では比較的スタンダードみたいですが、僕らはこんなのは初体験なのでそれだけで楽しい!!

ブルーシールアイスクリームは、実はアイスクリームじゃなくて種別としてはラクトアイスなんですが、そうとは思えないくらいに滑らかな舌触り。原材料見ると水飴由来の滑らかさのようなんですが、ハーゲンダッツやサーティワンとは全く別種の味わいでちょっとやみつきになっちゃう。滞在中は朝に一回おやつに一回ディナーの後に一回・・・と一日三回ブルーシールを食しておりました。


こちらはポーラーベアー(マシーネラーにはちょっと嬉しい名前だ)というアイスクリームサンド。那覇のコンビニだったらどこでも売っている定番商品。


実はこの写真、帰りの那覇空港での一枚なのです。沖縄・・・というかブルーシールが名残惜しくて最後の最後までガツガツ食べておりました。おかげで帰宅したら随分と体重が増えておりました(笑)。


さて、定番の牧志公設市場です。


沖縄というと"ラフテー"や"てびち(豚足)"なんかの豚肉料理が有名。この豚ヘッドも沖縄の観光番組では定番ですね。で、事前にいろいろ沖縄情報を友達から集めてますと、「市場の二階が美味いんだよ」ですって。二階?


あったよ、二階!!


エスカレーターを上がると確かにそこには食堂が広がっておりました!!


しかし、既にブルーシールでお腹が膨れていた私達は食事するほどお腹も空いていなかったので、結局サーターアンダギーくらいしか食べなかったのでした。美味しかったけど。



うーんあとから見ると美味そうにみんな食べてますよねぇ・・・。
次回はチャレンジしたいなぁ・・・。

てなあたりで次回へ続きます。